キャンプ初心者必見! 初めてのキャンプに向けての心得とは?

”どんなスタイルでもいいからキャンプに挑戦してみたい!” と思っているあなた。
ちょっと待って!

キャンプ初心者にとって最初は何をどうすればいいのか初めから大きな壁にぶつかってしまいます。例えば、準備する道具はどんなものか。キャンプ場はどう探せばよいのか。
皆目想像つかない? ことはないと思いますが、キャンプに行きたいなと思ったとき、
まずは近くのホームセンターに行ってキャンプ用品コーナーでアレコレ調べようと思うはず。

そうです! これから述べることはキャンプ初心者にとって心得ておきたい幾つかの事柄を
上げたいと思います。
それでは初めてのキャンプに向けての心得について考えていきましょう!

まずは準備する道具の事前の下調べが肝心!

キャンプに興味を持てば まずは近くのホームセンターなりアウトドアショップに行って、キャンプグッズをアレコレ下調べすることから始めましょう。
キャンプとは ”自然の中で自然と共に共存することを楽しむもの” と思います。
住むところはテントであり、食べて、飲んで、寝て、くつろいで…と、つまりキャンプ場に居心地のいい住居(わが城)をつくるイメージです。
なので、持っていく道具類は結構色んな種類のキャンプ道具を準備しがちです。

アウトドアショップに行くとたくさんの種類の道具が並んでます。でも最初はあれこれと用意しなければと考えてしまいがちですが、初めのうちは必要最低限の道具を準備するだけで良いと思います。

もちろん道具は揃っているにこしたとはありませんが、本来は不便さもキャンプの面白さなんです。ついうっかり忘れ物があってもあまり堅く考えずにいきましょう。

忘れ物をしたその時は、例えば ”炭を忘れた!” 時でもキャンプ場で購入できます。
そういったキャンプ場の売店やレンタルグッズのアイテムは事前に問い合わせるなりしてチェックをしておきましょう。

初心者のキャンプ場選びで気をつけることとは?

さてある程度大まかにキャンプ道具の下調べがついたら次はキャンプ場選びですね。
どういうキャンプにしたいか、例えばファミリーキャンプの可能なオートキャンプ場を探す。
といった目標でキャンプ場の下調べをします。

昔はキャンプ場紹介雑誌などからでしたが、今はネットでまずは検索して、
事前の下調べを万全にやっておきたいですよね。せっかく大自然の中で過ごすのですから、リラックスできるような自分好みのキャンプ場を探しましょう。
と言ってもどう探す?

キャンプ初心者はできるだけ近くのキャンプ場を探しましょう!

あまりにもロケーションにこだわりすぎるのはおすすめできません。
というのも、たとえば夏休みの時期は高速道路も混むし、キャンプ場はどこも大混雑。
キャンプ場への道中が長すぎると途中で疲れてしまって、すばらしい環境を求めて遠くまで行こうと無理すれば、それこそ移動だけでぐったりつかれてしまいます。しかも着いたキャンプ場が人であふれていたとしたら……。さらに現地について慣れないテント設営にこれまた時間が掛かり、せっかくのキャンプが楽しめなくなってしまうからです。

オートキャンプは現地についてからが大仕事の連続。というかそれを楽しむ遊びです。
キャンプ場へ到着する前にへとへとになってしまい、ついたらすっかり夕暮れ時では大変!
遅い時間から設営をしたり、炭をおこすなんて初心者には難しすぎるのです。

そこで、まずは近場のキャンプ場に行くのがおすすめ。
片道1時間程度でいける場所ならベストでしょう。環境的にはものたりなくても大丈夫。
日が暮れてしまえば風景は見えません。
多少混雑していても、むしろそのほうが安心感にもつながります。また行き帰りのスケジュールも立てやすく、余裕をもって行動できるのでかえってキャンプが楽しめますよ。

何を目的に決める?

・海水浴がしたい。
・川遊びができる。
・渓流釣り
・川原でバーべキューがしたい
・自然の景色がいいところ
・温泉のあるところ
・昆虫採集したい
・あまり人の多くない静かに大自然に囲まれたい
等々欲を言えばキリがありませんね。でも初心者の場合はあまり遠くへの移動はお勧めできませんので、近場でのキャンプ場を選んでその中から、今回はこの目的に合わせようと決めていく方法もおすすめします。それの方がより少ない準備で済むのと、目的が決まりますのでそれに合わせた満足感も得られます。特にファミリーキャンプではお子さんの共感が得やすくなります。我が家も子供たちと行先を決める時そうしてます。なので家族みんな行ってからの納得感が良好です。

初めてのキャンプ設営でテントが張れない?

やっとキャンプ場に到着!
さあこれから後は新品のアイテムを開封しセッティングすれば完了!

順番に
①食事やくつろぐスペース用のタープテント
②寝床用テント
③必要なキャンプ道具(食事道具・寝袋・虫よけツール・照明類・医薬品類・食料保存ツール・荒天候対応品類等々)
④食料品をセットして食事の用意

アレレ?

テントが新しくてやり方が分からない。組み立てられない! …なんてことになるかも!

慣れない場所に慣れない道具ではどうしてもトラブルがつきものです。いざキャンプ場に着いたら知らないことばかりで困ったとならないように、一度試しに自宅でテントを組み立ててみることをオススメします。

キャンプ初心者にとって現地到着後のまず最初のハードルは寝床用テントやタープテントの組み立てです。
お父さん一人ではできないので家族みんなで我が家の城づくりに挑みます。
(この時、事前に自宅で組み立ててみた経験がずいぶん助かります)

それでもキャンプ場によっては設置場所の環境により、なかなか思うようには設置できないものです。川原の河川敷キャンプ場に行ったときは、ペグが打てないので川原の石を利用して設営しました。この時役立ったのがビニールひもとカッターでした。石にひもを巻き付けてピンと張ってみると意外と調整が簡単にできたりします。

寝床用テントの下には、先に折り畳み式のマットを敷いて凸凹を補正したりテントの中にも同じマットを敷き詰めて寝床としました。(これも事前に自宅の庭で試し張りして自宅キャンプをしてみた結果の予防策でした)

このようにキャンプ場で初めて梱包を解いて、すぐに張れるほど簡単ではありません。
また、デザインを優先して初心者では複雑な構造のテントを購入した挙句テントを組むだけで
何時間もかかってしまったなんてことにならないように事前に試しておきましょう。
ましてや真夏の炎天下や風の強い日なら大変です。

万が一の安全対策・リスク回避とは?

我が家がよく利用するキャンプ場の管理人さんとはよく話をします。
その会話の中で良く問い合わせのある項目を聞くと、予約の問い合わせはもちろんですが

①現地キャンプ場の天候状況
②それによる予約のキャンセル可能かどうか
③レンタル品の種類
④テントサイトの種類と電源の有無
⑤子供の遊び場
⑥シャワー若しくは風呂の有無
⑦ペットの同伴可否
⑧Wi-Fiの有無

などの問い合わせがあるとのこと。
天候の良しあしは、特に自然との共存を楽しむわけですので万が一の時の対策は考えておかなければいけません。

山間部で特に川沿い河川敷でのキャンプは突然の豪雨による川の増水・氾濫で命の危険が伴います。行く前に必ず天候の確認をします。場合によっては予約のキャンセルも必要です。事前にキャンセルポリシーを確認しておきましょう

我が家ではもうずいぶん前ですが、まだオートキャンプの経験の浅い時期でしたがその当時2泊3日のファミリーキャンプに行った時の話です。当時はキャンプに行きたいがために、あまり天候を気にせずよく出かけていました。出発前日台風が接近しているなあ・・・といった程度の感覚でした。到着してテント設営している間に少しずつ風が強まり、夕方にはすごい雨風のため、急ぎテントをたたんで車に避難。軽のワンボックスカーだったので車がひっくり返らないよう車の後ろを風の吹く方向に向けて家族全員(4人)車の中で夜が明けるのを待ちました。思えば大変危険だった。直ぐ近くのカップルは、テントの外側のテントを外し、骨組みが露出した状態で内側のテントのみにして強風の中で頑張ってました。

(2重の構造になっており外側は夜露を防止し、内側は虫よけと通気性を持たせた構造)

二日目からは天気もすっかり回復してその日はやっとキャンプらしい雰囲気を楽しみ翌日無事帰宅しました。でも何もなかったからよかったのですが、本来は事前にキャンプ場に連絡してキャンセルすべきでした。

よく行くキャンプ場もこのような天候によるキャンセルはたとえ当日であってもOKとのこと。
少しでも危険と感じたら早めに予約キャンセルしましょう。ただし、キャンセルの連絡はできるだけ早めに。連絡もなしにドタキャンすることは絶対にやめましょう。

危険なことで言えば、野生の動物、とくに季節によっては毒蛇やイノシシ・熊・サル・鹿
毒虫(スズメバチ・蚊・アブ・ブヨ・マダニ・ムカデ)など危険な要素がいっぱいあります。
但しキャンプ場の開かれた場所では、やぶ蚊やアブ・ブヨ程度はいますがそのほかは森の中に不用心に入っていかない限りほぼだいじょうぶです。

でも万が一を考えて行動範囲を決めておきましょう。特にお子さんの場合遊びに夢中になり、思わぬトラブルに発展しかねません。いざというときの連絡方法も準備しておきましょう。

最近では子供たちもスマホを持つことが普通になってますが、我が家では特定小電力のトランシーバー(免許不要)を準備していきます。(山の中では携帯がつながらない場合もあります)

また、いざというときは管理人さんに連絡できるようにしておきましょう。特に夜間は管理人さん不在のところもあります。

その他には、標高の低い立地でのキャンプ場(特に海辺に近いキャンプ場)では、気温・湿度が高い夏場はテント内部の気温が高いので寝苦しさのほか熱中症や脱水症状などに注意が必要です。
特に子供さんにはこまめに水分補給をさせましょう。

以前海水浴を兼ねて日本海の砂浜キャンプ場でのキャンプ泊は、とにかく夜寝苦しくてまともに寝れなった記憶があります。そこからの帰り道、スーパー銭湯によって打たれ湯を浴びて帰りました。(気持ちよかった!)

まとめ

キャンプ初心者の時期は、何かと分からないことばかり!
その中にある危険なこと。「備えあれば憂いなし」ですが、万が一のためにも ”キャンプ安心保険” なり事前に加入しておくのも良いと思います。安心して楽しいキャンプを堪能するためにも、初めに知っておきたい心得としておきましょう!

 

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