普段は家族でファミリーキャンプを楽しんでいますが、子供たちも成長し家族全員でキャンプに行く機会が少なくなってきました。
そこでとうとう近場のキャンプ場ではありますが、そこでひとりキャンプ(ソロキャンプ)デビューしました。
ソロキャンプは、私にとっては日常に追われる毎日を ”リセット” して自然を満喫しながら自分好みに楽しめる ”最高の癒し” を得られる遊びなんです!
時間を気にせず思い立ったら即キャンプ。とにかく手軽で大自然につつまれながら森林浴や夜空の満天の星空を眺めて過ごす自由な時間を体験できるのがソロキャンプの醍醐味ですね!
でも慣れたキャンパーならともかく初めてソロキャンプに挑む初心者キャンパーさんにとっては、まずはどうやってキャンプ場を目指すのかという移動方法をまず先に決めなければいけないですね。例えば徒歩・電車やバス・自転車・バイク・車(マイカーあるいはレンタカー・ワンボックス・乗用車・軽自動車)などなど。ソロキャンプをする場合は移動方法によっては荷物の量が制限されてきます。
それにテントなど持っていくものの事前確認をしておきましょう。例えば自宅なり何処か広い場所でテントの組み立てとか、その他の準備品の確認しておくといった本番前の予行練習をしておけば現地でアレコレ迷うことなくキャンプが楽しめると思います。
それではソロキャンプデビューで気づいたことや、やらかしたことなどを踏まえてソロキャンプの魅力に迫ってみたいと思います。
キャンプ場やテントサイトはどう選ぶ?
キャンプの目的は当然キャンプを楽しむこと! でもキャンプ場の立地環境や管理が行き届いているか、テントサイトの環境や設備は十分こちらの希望に適っているのかなどなど選ぶ為のポイントや方法について参考になればと思います。
まずは、キャンプ場の選び方のポイントについて
①google mapで探す
・行きたい地域や目的に応じた(釣り・温泉・海水浴・森林浴・景観とか)選び方
・満天の星空が観たいなら山の上、川遊びや釣りを楽しみたいなら河川敷や渓流を利用したキャンプ場
・海岸沿いのキャンプ場なら真夏にマリンスポーツを体験し、夜は仲間同士で花火なんていうのもありですね!
②Instagram(インスタグラム)でキャンプ場を探す
・口コミ・情報収集を参考にする
・豊かな自然をバックに撮影されたキャンパー達の写真投稿など、「映え」も要素の一つです。
③キャンプ場予約サイトを使う
・予約サイトのキャンプ場紹介内容をみる。
・キャンプ初心者だとキャンプ料理を作るにも思った以上に手間取ってしまいます。なので、設備(レンタルや備え付け器具など)が整ったキャンプ場を選ぶ方が無難です。
・キャンプ場内のサイトには専用の炊事場(特に近くに共同の炊飯場がある)やトイレの数が多いのも安心です。
・更に周囲には、安全に整備されたハイキングコースや貸しボート・カヌーやラフティング、レンタル自転車でのサイクリングコースが有るとか。また温泉や展望台が近くにあったりと色々楽しめる施設が有り、キャンプ場も管理棟や管理人さんが居てしっかり管理されているかを確認しておきましょう。
以上のポイントを簡単にまとめると
・キャンプ場の設備が充実している
・キャンプ場でキャンプ用品レンタルができる
・キャンプ場スタッフが常駐している
・キャンプ場の売店が充実している
・公共交通機関(電車やバス)で行ける
さあ! それではキャンプ道具や事前の確認作業ができたらキャンプ場を何処に決めるのか。上記のポイントを基に自分の目的に合ったキャンプ場を探していきましょう。
特に初心者キャンパーがソロキャンプをする場合は、出来るだけ移動時間のかからない近場のキャンプ場が無難な選択だと思います。
さらに女子ソロキャンパーさんにとっては、特に管理棟には常時管理人さんが居て(若しくは夜間は連絡が取れるようにする)、何か困ったことや欲しいもの(冬場では毛布などのレンタルが必要になる場合も)、そして安全対策(天候の急変に対処・救急対応)など、とにかくすぐ対応できる環境ならソロキャンプ初心者さんも安心してキャンプを楽しめます。
私がよく利用する近場のキャンプ場は、オートキャンプ(テント持ち込みタイプとターブテントに代わる虫よけ網カーテン付きテント常設タイプの2種類選択可)・常設テントサイト(グランピングを含む)・ロッジ・その他特室施設など結構種類多く運営しています。管理棟には昼間は管理人さんが常駐して、夜間は連絡が取れるようになっています。予約時は前もってこういった環境を確認しておきましょう。
それでは、キャンプサイト選びは?
ここでは基本自分でテントを張ってキャンプをすることを想定して考えてみます。
ソロキャンプに適したキャンプサイトはと考えると景色とかの「映え」も確かに選ぶポイントではありますが、初心者ソロキャンパーさんにとってはキャンプサイトの地面で選ぶのも重要なポイントになります。
どこのキャンプ場(ビルの屋上は別ですが)も山の中・川に面した場所や海岸の近くに点在しており、大抵は芝生か真砂土・砂利などで整地されています。でも中には地肌がそのままで整地されたサイトも多くあります。なのでテントを張る地面によってはペグの刺さり具合が変わります。
芝生や真砂土などで整地されたサイトはペグが比較的刺さりやすいですが、山の地面そのものでのサイトや大きい砂利やゴロゴロとした川岸のサイト、海岸沿いの砂浜のサイトとかの場合は使うペグも変えないと打ち込むときに曲がったり破損したりあるいは全くペグが効かないなどのことが起きます。予備のペグを準備しておくなど地面に合わせたペグが必要になります。キャンプ初心者には注意が必要ですね!
更に雨が降った場合も考慮すると、水はけが良い芝生のサイトがキャンプ初心者にはおすすめです。
また特に女性のソロキャンパーさんでは、気になるのは清潔なトイレや炊飯棟が近くに有るサイト選びをしましょう。そして温泉またはシャワーなどが完備されていることなど水回りの清潔さを考慮しておきましょう! 安心してゆっくりと癒しの時間を満喫するのに重要なポイントのひとつですね。
では私のソロキャンプスタイルはというと、やはり全てテント持ち込みタイプのオートキャンプサイトを選んでます。つまりマイカー(ワンボックスカー)による荷物の移動方法でソロキャンプに行ってます。キャンプの醍醐味を一番感じるからです!
また車をテントの傍に置くことで、必要最低限の荷物だけを降ろして後は必要に応じて車から取り出して使います。ですのでスタートも早くできるし、イザ撤収の時はさっさと片づけれますので煩わしい荷物の積み下ろしが省けてその分ゆっくりと癒しの時間を過ごせれます。
でも人それぞれですので、自分に合ったスタイルのソロキャンプを選ぶのが一番いいですよね。
また女子のソロキャンパーさんでは、キャンプサイトの選び方や場所もセキュリティーなどを考慮してもらえるよう管理人さんに相談して決めた方がより楽しみやすくなると思います。遠慮せず予約時に相談しておきましょう。
自分流ソロキャンプ(基本は車での移動式)で必要なものとは?
もともとファミリーキャンプで使っていた道具類が有るので、別途新しくそろえることは致しません! そうすると勢い道具類は家族用が殆どなので、たいそうな荷物になってしまいます。
当然車で荷物を運搬することになるので、少々荷物がかさばろうが(設営時や撤収時の荷造りは少々覚悟の上)余り気にしてません。でもできるだけ種類を少なく質素にしてやってます。
ところでファミリーキャンプでは
・テント4種類(寝床用テント台・タープテント×2枚・大型幅広防水シート1枚・荷物用シート他2枚)
・寝袋+毛布など(複数分)
・テーブル2種類
・クーラーボックス2台
・イス6脚
・バーべキューコンロ(大)・炭2ケース+カセットコンロ(ボンベ2本~3本)
・その他たくさん(必需品や子供・大人の小道具も含む)
と物が大変多かったのですが、
ソロキャンプでは
・テント2種類+寝袋1枚
・簡単なテーブル1台と椅子1脚
・クーラーボックス1台
・食器1人分
・バーベキューコンロ(小)+炭1ケース(一度には使い切れません)
・カセットコンロ(人によっては調理用バーナー)
・その他必需品(とにかく一人分に必要な量のみ)
とずいぶん少なくなりました。
とにかく手元に有るものですべて賄えるので、すぐにソロキャンプがスタートできました。
しかもいつでも行けるように常時玄関の横のキャンプ道具専用の物置に収納してます。なので思い立ったらすぐ荷物を車に積み込んで即出発できます!
自分流ソロキャンプで何をする? ソロキャンプの魅力とは?
ファミリーキャンプや友達・あるいは何かのサークルにしても、一緒に行く人とは常に何らかの予定合わせがあります。 食事の内容や行動予定の決め事なり色々周囲と歩調を合わせなければいけません。
ソロキャンプなら一切そんなこと考える必要はなく自分流でキャンプを楽しめます。時間や予定に縛られることなく解放感満杯の非日常を味わってます!。
つまり ” 何かをしても、しなくても基本自由なんです! ”
先日も男性ソロキャンパーさんを見かけました。この日は私もひと時の癒しを求めてソロキャンプに来て、好きな時間を過ごしていました。このソロキャンパーさんは結構こなれた様子でワンボックスカーの横にテントを張り、袖の着いた椅子に腰かけ焚火台を使って食事し、その後は暗くなるまで焚火台を前に本を読み物思いにふけっていたようでした。9時ごろにはテントの中に入っていました。かなり質素な感じのソロキャンプを楽しんでいるようでした。
ソロキャンプの過ごし方は概ね至ってシンプルで、「日ごろの煩わしさから一人解放された空間に自分を置き、なんのストレスもない自分流の世界に浸る!」この感覚を体現しながら過ごす時間を求めてソロキャンプにやってくるのだと思います。
私もどちらかというと椅子に腰かけてのんびりする方なので退屈すると感じたことは有りません。
主にパソコンやタブレットを相棒にしてる時間が殆どです。普段は家では中々まとまってYouTubeなどの動画やドラマ・映画など見れないのでここぞとばかり視聴三昧をしています。見飽きたらコーヒーを片手に自然の景色をぼんやり眺めています。(至福の時間!)
なのでキャンプ場にWi-Fiと100V電源が揃っている環境が必要になります。
以前ですと車のシガーソケットにDC-ACコンバータでパソコンの電源を作っていましたが、最近はキャンプサイトに電源が付いているキャンプ場が増えてきました。
またWi-Fi環境があるキャンプ場も少しづつ増えてきています。私にとっては大変便利になってきたものです。
例えWi-Fi環境が無い場所でも、スマホの携帯受信エリアであれば ”デザリング機能 ” を使ってパソコンでもインターネットが出来ます。(デザリング機能が無ければNG)
それから親しい仲間との会話も、今はスマホ・パソコンで ”ZOOM ” や ”Skype” などを利用して”リアル”に会話を楽しめます。自分の好きな時間をコントロール出来ますのでスゴク気軽にソロキャンプを楽しんでます。
日本全国どこでも自由に移動して、車中泊ソロキャンプもしようとアレコレ計画しています。
なんか色々考えるとワクワクしてきますね!
ソロキャンプにはファミリーキャンプに無い面白味もたくさん見えてきますね。
女子のソロキャンプについて
よく行くキャンプ場でのこと。
季節は2月ごろでまだ昼間の気温も10℃前後にしかなりません。そんな時期にバイクでソロキャンプにやってきた女子がいました。
最近では、女子ソロキャンパーさん(看護師さんとかも)もコロナ疲れで癒しを求めて来られる方もいてるとのこと(キャンプ場管理人さんより)。
たいていのキャンパーたちはグループが殆どで、しかも土日の賑わいとは別に平日だったのでこの時は特に印象に残っています。
利用されていたテントサイトは、管理棟とトイレ棟と炊飯棟それぞれが直ぐ近くの位置にあるオートサイトです。そこは常設の六角形テントがあり、そのテントのぐるりが網目の虫よけカーテンがチャックで開く仕様のテントが設置されており、中にはバーベキューコンロとテーブル・イスが常設されています。
その横に持ち込みした寝床用テント(登山用かな?)を設営していました。
このテントサイトは電源・照明があり、夜でもある程度明るいので女子一人でも安心できそうです。
確かにバイクで限られた荷物を運んでの量ですので、この場所はすごく助かったと思いますね。
寝袋や毛布なども管理棟でレンタルできますし炭も管理棟で調達できるので、まだ寒い時期での暖を取るのにいい条件です。
後は、安心してキャンプが楽しめることが条件ですね。ここは温泉宿にも近くキャンプ場の利用客ならゆっくり温泉に浸かれる事も出来るので、体を温めて夜のキャンプも楽しめるいいキャンプ場を選んでいると思います。
やはり女子のソロキャンプにおいては、安心してキャンプが楽しめるキャンプ場選びが大切ですね。またSNSでの情報発信で気を付けたいのはリアルタイムでの ” 今〇○にいます! ”とか、現在の位置情報が分かるような写真の投稿は控えた方がいいと思います。
女子1人でのキャンプでは、自らの情報を明かさないことが賢明だと思います。家に帰ってから、思い出としての発信にとどめましょう。
まとめ
ソロキャンプの楽しみ方や過ごし方には、パーソナルな面が特に出てくると思います。
各々の一番気持ちのいい自由なやり方でソロキャンプが出来たらOK!! 自然の中での不自由差を癒しに変えて至福の時を体験しましょう。
ただし安心安全な環境でチャレンジしてください。何かあれば管理人さんや周りに声をかけて乗り切りましょう!